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2025年10月23日

冬の準備は今から!後悔しないための【衣替えと断捨離】のコツと収納アイデア

10月も半ばを過ぎ、朝晩はグッと冷え込む日が増えてきましたね。そろそろ重い腰を上げて、本格的な冬支度を始める時期です。

「衣替えって面倒…」「子どもの服が多すぎて収納に困る…」そう感じている方は多いのではないでしょうか。

でも、この衣替えのタイミングは、実は最高の断捨離&整理収納チャンス!この時期に少し頑張るだけで、年末の大掃除が格段に楽になり、気持ちよく新年を迎えられます。

今回は、面倒な衣替えを「後悔しない冬の準備」に変えるコツと、収納アイデアをご紹介する前に、まずは「衣替え」の基本を知っておきましょう。

👘衣替えの基本を知ろう

▷ 衣替えって、どんな作業?

日本には美しい四季があり、気温や気候に合わせて着る物を替える習慣が古くからあります。
特に、夏服と冬服を入れ替える作業のことを「衣替え」といいます。

多くの学校や企業では、6月1日や10月1日になると制服が一斉に変わるため、「あぁ、季節が変わったんだなぁ」と体で感じる方も多いのではないでしょうか。では、この衣替え、いつから行われていたかご存知ですか?

 

▷ 衣替えの歴史は平安時代から!

実は「衣替え」の歴史はとても古く、平安時代までさかのぼります。
もともとは中国の習慣が伝わり、宮中行事として定着したものです。

当時は「更衣(こうい)」と呼ばれ、旧暦の4月1日に冬装束から夏装束へ、10月1日に夏装束から冬装束へと着物を替えていました。
その後、呼び名が「衣替え」に変わり、江戸時代にはなんと年に4回も衣替えがあったそうです。

明治時代になり、服装が和服から洋服に変わると、政府が夏服と冬服の衣替えの時期を制定しました。
これが広がり、6月1日と10月1日に衣替えをするという習慣として現代に定着したのです。
衣替えにこんなに長い歴史があったなんて驚きですよね!

 

▷ 気温で判断!衣替えのベストタイミング

公的な制服の衣替えは日付で決められていますが、家庭での衣替えは、住んでいる地域の気温や気候に合わせて判断するのがベストです。
近年は夏の暑さが長引くなど、日本の気候も年々変化していますよね。

衣替えのタイミングを考える目安として、「最高気温」で判断するのがおすすめです。

  • ・最高気温が25℃以上: 半袖などの夏物中心。

  • ・最高気温が20℃前後: 薄手の長袖や春物・秋物。

  • ・最高気温が15℃以下: セーターやブーツ、厚手のコートなど冬物。

体感温度を大切にしつつ、天気予報を参考に、無理のないタイミングで進めましょう。

 

▷ 衣替え前の大切な事前準備

いざ衣替え!となる前に、必ずやっておきたい大切な準備があります。
このひと手間が、衣類を長持ちさせる秘訣です。

⚠️徹底的に洗濯して汚れを落とす:
汗や皮脂、食べこぼしなどの汚れは、時間が経つとシミになったり、虫食いの原因になったりします。しまう前にしっかり洗いましょう。

⚠️完全に乾燥させる:
湿気が残っているとカビの原因になります。天気の良い日を選び、服も収納ケースもしっかり乾燥させましょう。クリーニングのビニールは外して、風通しの良いところで2日ほど陰干ししてくださいね。

⚠️防虫対策:
防虫剤は、密閉できるケースの衣類の上に置くのが基本です。最近はハンガーにかけるタイプなどもあるので、収納方法に合わせて使い分けましょう。

後悔しない【衣類の見極め】で断捨離を成功させる

衣替えを始める前に、まずは「いるもの」「いらないもの」をしっかり見極めることから始めましょう。この一歩が、冬の収納スペースを大きく左右します。

■ 【子どもの服】「来年も着る?」の判断基準

◉ 着ていた服
汚れや破れがなく、お気に入りの服は残しましょう。

◉「いる」か「いらない」か?の基準

  • 傷みが激しい服:迷わず手放す。部屋着にも使えないものは、思い切ってサヨナラしましょう。

  • サイズアウトした服:すぐに手放すことを検討しましょう。

  • 新品、またはほとんど着なかった服:次の子どものために残すか、すぐに手放すかを判断します。

 

■ 【大人の服】「ときめき」がなければ手放す

  • 1年以上着ていない服:手放す候補です。「いつか着るかも」は、ほとんどの場合、来年も着ません。

  • 着心地が悪い、気分が上がらない服:手放す。着ない服がクローゼットを占領しているのはもったいないです。

サイズアウト服は賢く手放す!資源として循環させるアイデア

子ども服はすぐにサイズアウトしてしまうのが悩み。
ただ捨てるのではなく、地球にも人にも優しい方法で手放してみませんか?

  • フリマアプリで販売:状態の良いブランド服などは、次に必要とする人に直接譲ることができます。

  • リユースショップや地域に寄付:子ども服の寄付を受け付けている団体や、地域のリサイクルイベントなどを利用しましょう。

  • リメイクして活用:傷んだTシャツなどは、雑巾やウエスにリメイクして、掃除に活用するのもおすすめです。

スッキリ心地よい冬を迎える【収納アイデア】

衣替え後の収納も、ちょっとした工夫で劇的に変わります。

▶︎ 100均グッズをフル活用!

  • 圧縮袋:厚手のコートや、かさばる毛布・布団は圧縮袋に入れて収納しましょう。驚くほどスペースが生まれます。

  • ファイルボックス:引き出しの中や棚の中で、セーターやマフラーなどの小物を立てて収納するのに便利です。雪崩を防ぎ、どこに何があるか一目瞭然になります。

  • 防虫剤:久しぶりに取り出す冬物を傷めないよう、防虫対策も忘れずに行いましょう。

 

▶︎ 収納場所を「見える化」する

  • ラベル貼り:どこに何をしまったかを、家族みんながわかるようにラベルを貼りましょう。「誰の服か」「何が入っているか」をラベリングすると、出し入れがスムーズになります。

  • 「ゴールデンゾーン」を活用:よく使う冬服は、クローゼットや引き出しの取りやすい位置(ゴールデンゾーン)に配置しましょう。

家族みんなで、楽しく冬支度を!

衣替えは、つい親だけが頑張ってしまいがちですが、「家族のイベント」として取り組んでみるのがおすすめです。

「もう小さくなった服をどうするか」「どんな冬服を出すか」を子どもと一緒に話し合うことで、物を大切にする心や整理整頓の習慣を育むきっかけにもなります。

心地よい部屋で迎える冬は、きっと家族みんなの笑顔を増やしてくれるでしょう。

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