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2025年12月19日

年末最後の仕上げ!【お風呂・換気扇】など大物が楽になる「プロの掃除術」

12月も中旬に入り、いよいよ年末の大掃除も最終段階ですね。

「1日15分掃除」で小物を片付けてきた方も、「まだ大物に手を付けていない!」という方も、年末に必ずやっておきたいのが、お風呂と換気扇です。これらは汚れが頑固で、時間がかかる場所の代表格です。

今回は、時間をかけずに、まるでプロがやったかのようにスッキリきれいになる**「つけ置き」と「洗剤の賢い使い方」**に焦点を当てた、効率的な掃除術をご紹介します。

これを読んで、気持ちよくピカピカのお家で新年を迎えましょう!

① 放置が最強!【換気扇】の油汚れは「つけ置き」で一掃

換気扇の油汚れは、ゴシゴシ擦るよりも「つけ置き」が断然早くて効果的です。

 

【準備するもの】

  • ◉大きなビニール袋(45Lなど)または段ボール箱

  • ◉アルカリ性洗剤(セスキ炭酸ソーダ、マジックリンなどの強力な油汚れ用洗剤)

  • ◉45℃〜50℃の熱めのお湯(やけどに注意!)

  • ◉古歯ブラシ、スポンジ

【プロの手順】

  1. 1.部品を取り外す:換気扇のカバー、フィルター、シロッコファン(渦巻き状のファン)など、分解できる部品を全て取り外します。

  2. 2.つけ置き液を作る:大きなビニール袋に熱めのお湯を入れ、そこにアルカリ性洗剤を規定量または少し多めに入れます。(※注意:必ずゴム手袋を着用し、換気をしながら作業してください

  3. 3.漬け込む:取り外した部品を全て袋に入れ、2〜3時間、または一晩放置します。熱とアルカリ性洗剤の力で、油汚れがゆるみます。

  4. 4.仕上げ:つけ置き後、ほとんどの油汚れは洗い流すだけで落ちます。残った細かい汚れは、古歯ブラシやスポンジで軽く擦って落とせば完了です。

⚠️ 注意:必ずゴム手袋を着用し、換気をしながら作業してください

② 湿度を味方に!【お風呂】の黒カビ・水垢を徹底撃退

お風呂は「カビ(アルカリ性汚れ)」と「水垢(酸性汚れ)」という性質の違う汚れが混在しています。それぞれの性質に合わせて洗剤を使い分けるのがプロのコツです。

 

【ステップ1】 黒カビ(アルカリ性汚れ)の撃退

  • ◉カビ取り剤を使う:カビ取り剤をカビに塗布し、その上からキッチンペーパーやラップで湿布しましょう。(※注意:塩素系洗剤を使用する際は、絶対に酸性洗剤と混ぜないこと。換気を徹底してください。)

  • ◉放置:15〜30分放置した後、水で洗い流します。湿布することで、洗剤が流れずにカビに密着し、根元から分解してくれます。

⚠️注意:塩素系洗剤を使用する際は『絶対に酸性洗剤と混ぜないこと。』
⚠️換気を徹底してください。

【ステップ2】 水垢(酸性汚れ)の除去

  • ◉クエン酸を使う:鏡や蛇口周りの白いウロコ状の水垢には、酸性のクエン酸が有効です。

  • ◉パックする:クエン酸水(水100mlに対しクエン酸小さじ1/2)をスプレーし、水垢がひどい場所にはキッチンペーパーでパックして1〜2時間放置します。

  • ◉擦る:放置後、スポンジやマイクロファイバークロスで擦ると、水垢が溶けて落ちやすくなります。

③ 年末掃除を助ける!プロも使う【代用品】活用術

特別な道具がなくても、日常のアイテムを賢く使うだけで、掃除の効率は上がります。

 

  • ◉重曹:軽い油汚れや焦げ付き、臭い取りに万能なアルカリ性の粉末です。水と混ぜてペースト状にすると、研磨効果も期待できます。

  • ◉古歯ブラシ:隙間やタイルの目地、排水口の細かい部分の掃除に最適です。

  • ◉メラミンスポンジ:水に濡らして擦るだけで、洗剤を使わずに水垢や手垢などの汚れを落とせます。

まとめ:時間を味方につけて、心もスッキリと

年末の大掃除は体力勝負ではなく、「洗剤の力を借りる」「時間をかけて放置する」という知恵比べです。

特に大物は、つけ置きや湿布の時間を味方につけることで、驚くほど簡単に汚れが落ちます。

ピカピカに磨き上げたお家で、心もスッキリと新しい年を迎えましょう!

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