
2月19日は二十四節気の「雨水(うすい)」です。
空から降る雪が雨に変わり、氷が溶けて水になる……
そんな春の気配を感じ始める2月。
この「雨水」にお雛様を飾ると、良縁に恵まれるという素敵な言い伝えもあるんですよ。
今回は、知っているようで意外と知らない「ひな祭りの歴史」や、今の暮らしにフィットする無理のない楽しみ方をご紹介します。
目次
親子で話したくなる「ひな祭り」の歴史と由来
「どうしてお雛様を飾るの?」
「どうして桃の花なの?」
とお子さんに聞かれたとき、こんな風に話してあげてはいかがでしょうか。

🍑なぜ「桃の節句」と呼ぶの?
ひな祭りは正式には「上巳(じょうし)の節句」と言いますが、古くから「桃の節句」として親しまれてきました。
古来、桃の木には「邪気を払う強力なパワーがある」と信じられてきました。
大切な子どもたちを悪いものから守り、健やかに育ってほしいという願いが「桃」という言葉に込められているのです。
🎎始まりは「身代わり」の儀式
昔は紙で作った人形(ひとがた)に、自分の体の悪いところや災いを移して川に流す「流し雛」が行われていました。
自分たちの代わりに病気などを引き受けてもらう、大切な「身代わり」だったのです。
それが江戸時代ごろに、お人形で遊ぶ「ひいな遊び」と結びつき、今のようなお雛様を飾るお祝いへと進化していきました。
ひな祭りカラー「三色」に込められた自然の物語

ひな祭りといえば、ピンク(桃色)・白・緑の三色が定番ですよね。
この色には、春の訪れを表す美しい情景が閉じ込められています。
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◉ ピンク(桃色):桃の花(魔除けの意味)
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◉ 白:残雪(ざんせつ)(冬の間に降り積もった雪)
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◉ 緑:新芽(しんめ)(雪の下から力強く芽吹く若草)
この三色を合わせると、
「雪(白)の下から新芽(緑)が顔を出し、その上には桃の花(ピンク)が咲いている」
という、生命力あふれる春の景色になるのです。
今の暮らしに馴染む「お雛様」のカタチ
「立派な七段飾りを出すのは、場所も時間も……」
という現代のパパ・ママも多いですよね。
最近は、今のライフスタイルに合わせた素敵なカタチが増えています。

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◉ 省スペースで楽しむ:壁に掛けるだけの「タペストリー」や、棚の少しのスペースに置ける「ちりめん細工」のお雛様。
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◉ 触って楽しむ:お子さんが自分で並べ替えたりして遊べる「木製・積み木タイプ」。
完璧な形式よりも、「お子さんの成長を願う気持ち」を飾る。
それだけで、お部屋にパッと春の光が差し込みます。
食卓に春を!「ひな祭りボウル」のすすめ
お祝い膳も、頑張りすぎなくて大丈夫。
SmileTreeで以前ご紹介した「一汁三菜ボウル」を、この三色を意識してアレンジしてみませんか?
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一皿で栄養も彩りも!今注目の「一汁三菜ボウル」で心と体を整える暮らし

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◉ 彩りボウル:酢飯の上に、桜でんぶやエビ(ピンク)、レンコン(白)、菜の花やさやえんどう(緑)を散らせば、あっという間に華やかな「ひな祭りボウル」に。
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◉ 黄金比で栄養も◎:主食40%・主菜30%・副菜25%・汁物5%のバランスを守りつつ、彩りを添えるだけで、見た目も体も喜ぶお祝いごはんになります。
まとめ:家族の「笑顔」が一番の春を呼ぶ
豪華な準備ができなくても、家族で「春が来たね」「大きくなったね」と笑い合える時間が、お子さんの心に一番残る宝物になります。

「桃のパワーでお守りしてくれるんだよ」
「雪の下から芽が出てきたんだね」
と、色や花の物語を添えながら、今この瞬間の成長を一緒に喜び合いましょう。
皆さんのご家庭に、温かい春の光が明るく降り注ぎますように。