
いよいよ夏本番!楽しい夏にするためには、熱中症に十分注意しなくてはいけません。小さな子どもがいるママは、子どもが熱中症にならないか心配になりますよね。実は、日本人になじみの深い味噌汁は、熱中症予防にとても効果的です。味噌汁が熱中症予防になる理由と、夏におすすめの具材をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
味噌汁が熱中症予防になる理由は?

熱中症は気温や湿度の上昇により、体の体温調節機能が上手く機能せず体内に熱がこもってしまう状態をいいます。めまいや吐き気、頭痛などの症状から始まり、最悪の場合、命に関わることもあります。熱中症予防には水分や塩分の補給を意識的に行う必要がありますが、これらを効率よく摂取するのには、味噌汁がとてもおすすめです。
▶︎ 水分補給ができる
暑い日は汗をたくさんかくため、熱中症予防には水分補給が大切です。味噌汁にはたっぷりの水分が含まれているので、食べるだけで水分補給になります。わが家の子どもたちは水やお茶が苦手で、自分から積極的に水分補給をしない時期がありました。その時は、朝食に味噌汁を出して水分補給代わりにするよう意識していました。
▶︎ ミネラルがたっぷり含まれている
夏場は、たくさんの汗と共に、ミネラルも体内から失われてしまいます。その中でも失われやすいのが、ナトリウムとカリウム。この二つは体液のバランスを整えたり、筋肉の収縮に関与したりといった重要な役割があり、不足することで熱中症の原因になります。味噌にはナトリウム、カリウムの他にも様々なミネラルが豊富に含まれているので、熱中症予防にとても効果的です。
▶︎ 自律神経と腸内環境を整えるサポート
皆さんご存じの通り、味噌は発酵食品です。発酵食品は腸内環境を整えるため、自律神経の乱れを改善することにつながります。自律神経が正常に作用すれば免疫力も上がり、体温調節機能も整うなど、メリットがたくさん。熱中症予防にはもちろん、ストレス解消にも効果があるといわれています。
熱中症対策におすすめの味噌汁具材3選

熱中症対策をさらに強化したい方におすすめな具材を3つご紹介します。栄養バランスを考えて、自分も子どもたちも熱中症から守りましょう!
▶︎ わかめ
味噌汁の定番具材のわかめ。海藻類はナトリウムやカリウムが豊富で、熱中症予防に効果的なミネラルを効率良く摂ることができます。乾燥わかめなら手軽に使えて、日持ちもするのでわが家でも常備しています。子どもたちも大好きです。
▶︎ 夏野菜
夏野菜にはミネラルの他に、ビタミンCやビタミンE、βカロテンが豊富に含まれています。これらは疲労回復や免疫力向上のサポートをするので、疲れが溜まり体調を崩しやすい暑い日にはとてもおすすめの具材です。熱中症になりにくい体作りをするためにも、積極的に摂っていきましょう!野菜嫌いなわが家の子どもたちも、味噌汁にすれば食べてくれることが増えたので、ぜひ試してみてくださいね。
▶︎ 豚肉
豚肉にはタンパク質、ビタミンB群、脂質、ミネラルが含まれています。とくに疲労回復に効果があると言われるビタミンB1が多く含まれているため、夏バテ解消にもなりますよ。冬の食べ物のイメージが強い豚汁ですが、わが家では一年を通して出しています。猛暑で食欲がなくなる時期に野菜たっぷりの豚汁を食べれば、体力アップも期待できるでしょう。
まとめ

味噌汁は手軽に作れて、熱中症対策にもなる日本が誇るスーパーフードです。子どもも食べやすいので、わが家でもほぼ毎日作っています。熱中症予防のために味噌汁を食べるなら、朝食時がおすすめ。朝食べることで、寝ている間に失われた水分や塩分を補給でき、日中のエネルギーにもなります。
忙しい朝、朝食づくりに時間をかけたくない方もいると思います。そんな時私は、前日の夕飯に豚汁を多めに作って冷蔵庫で保存しているので、こちらもぜひ試してみてください。
味噌汁を積極的に食べて、体の中からしっかりと熱中症対策をしていきましょう!