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食物繊維が豊富【旬の食べ物レシピ】菜の花とあさりのドリア

春の訪れを告げる旬の食材といえば「菜の花」。

苦味と甘味が絶妙な味わいで、栄養も豊富!さらに食物繊維やビタミンCがたっぷり含まれています。今回はそんな菜の花を使ったレシピをご紹介します

菜の花祭りなどのイベントが催されると、一気に春が来たなと感じます。今回は、春を告げる旬の食べ物、菜の花をピックアップ。食用の菜の花の栄養や新鮮な菜の花の選び方、保存方法やオススメのレシピをご紹介します。

春を告げる食べ物の代表格!菜の花

春を告げる野菜は、少し苦い。春の七草のひとつであるせりや、雪の中から顔を出す

ふきのとうなどの山菜類は、独特の風味がありますよね。今回は、春を告げる旬の食べ物、菜の花の栄養や保存方法、オススメのレシピをご紹介します。

菜の花の旬の時期や栄養、保存方法をチェック

菜の花の旬は2~3月

菜の花の開花時期は、一般的に2月から5月頃です。よく季節のイベントなどでも菜の花の開花時期に合わせてお祭りが開催されていることがありますよね。食用となる菜の花の場合は、11月から4月頃まで出回るとされ、そのうち、旬となるのは1月から3月頃です。私たちがスーパーでよく見かけるようになるのは、ひな祭りのシーズンではないでしょうか。

主な生産地は千葉県。このほか徳島県、香川県、高知県も主な生産地として知られています。

菜の花は食物繊維とビタミンCが豊富

菜の花は食物繊維やビタミンCが豊富に含まれています。

食物繊維は、菜の花100g当たり4.2g含まれていて、1日で摂取すべき食物繊維目標量の約1/5にあたります。

食物繊維のある食べ物は、ゴボウのように歯ごたえのあるもの、サツマイモのようにお腹にしっかりたまるものというイメージから、たくさん摂取するのが難しいという印象を受ける人も多いでしょう。菜の花であれば、食感の柔らかなお浸しにすることで手軽にたくさんとることができますよ。

また、ビタミンCの含有量は100g中110mgと野菜の中でもトップクラス。鉄の吸収を高める作用や活性酸素の働きを抑える抗酸化作用にも優れています。

菜の花の選び方と保存方法

鑑賞用の菜の花は、黄色い花が特徴ですが、食用では花が咲いているものは出回っていません。花が咲き始めると、風味が落ちてしまうのでつぼみが硬くなっている菜の花を選ぶのが正解です。

保存方法は、水で濡らしたキッチンペーパーで包んだ菜の花をビニール袋に入れ、野菜室に立てて保存しましょう。

菜の花をつかったレシピ~菜の花とあさりのグラタン風ドリア~

菜の花は、独特の苦みがあってそれが大人になると美味しいと感じることもあるけれど、子どもの頃は苦手だった、という方は少なくないのではないでしょうか。今回は、子どもでも食べやすい菜の花をつかったドリアのレシピをご紹介します。

包丁を使わず手軽に作れるのがおすすめポイントで、彩りがいいのはもちろん、チーズや牛乳で菜の花特有の苦みが緩和されるので、子どもでも食べやすいレシピではないでしょうか。

<材料2人分>

・菜の花50g

・冷凍あさり50g

・ごはん お茶碗2杯分

・牛乳 200ml~お好みで

・塩コショウ 好きなだけ

・コンソメ 1個

・シュレッドチーズ 好きなだけ

1.菜の花を適当なサイズにキッチンバサミでカットし、冷凍あさりと一緒にフライパンに入れ少量のお湯でゆでる。(冷凍あさりにあさりのうまみが入っているのでそのまま使います)

2.菜の花がクタクタになったら、炊いたご飯を入れて牛乳・塩コショウを入れひと煮立ちさせ、コンソメを入れて溶かす。

3.牛乳の量を調整して好みの柔らかさにしてリゾット風に。

4.耐熱皿に入れて、上からシュレッドチーズをかけ、オーブントースターで表面をこんがりと焼いたらできあがり。

菜の花は春本番になる前の少し寒いこの時期だけの食材です。少しほろ苦い大人の味で、たくさん食べる機会は少ないかもしれないですが、栄養はバッチリです。是非、菜の花を取り入れて春を感じる食卓にしてみてください。

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